ちょっと時間過ぎちゃったけど、今日はもう一つのナンバーも踊ろう!これ踊るの久しぶりだよねー?まぁ、今日は既に疲れてるから、どうしようか、このナンバー踊れる?マスクもあるし、今日は暑かったし無理かな?
子供達は首を横に振りました。
えっ!まだ踊れる?1回、2回?1回だよね?
子供達は無反応。
私が、 2回?と問い掛けた結果、
全員一致で2回に決定!
2回共、踊る姿に一欠片の弱音もありません。
本当に皆んな体力付いたよね、マスクしてるにも関わらず、どんどん体力も付いていくね?前と全然違うでしょう?
頷く子供達。
何年も何年も硬かった背中や、骨盤の繋がりなどが柔らかくなった子達もいて、最近は驚く事が良くあります。前述のやり取りは、スタジオに来て5年から8年くらい経つ子達のクラスレッスンの1風景ですが、勿論、その下の子達のクラスも初舞台と言う割には、熱量もあり、手応えもあり、一人一人の拘りが見えます。
私の中では、世間一般的なイメージとして浸透している「開脚してストレッチ」と言うのは、既に古いトレーニングとなってきました。体幹、インナーマッスル、脳科学の勉強と経験が、ダンスクラスでも活かせています。私のスタジオでの目標は
皆がソロでも踊れるようになる事!
です。ソロで舞台に立たせる為に、その子の個性を見つけ引き出すこと。個性を出せる雰囲気作り、踊る事に自身の心と感覚を持ち踊れるように導く事、などなど課題は多いです。踊れると思う子だけを見てのレッスンはしません。皆んなに輝いて欲しいから、だから色々な勉強もしてきました。人と向き合う事に完璧はないけれど、私なりのやり方です。目の前にいる人、皆とのコミュニケーションが取れている事を一番大切にしたい!これが私の心の根底にあるんです。だからスタジオの目標が皆、ソロでも踊れるように!となったわけでもあります。(此処には経験もプラスされますが…)
これらは私の事や、このスタジオの説明として、とても分かりやすいと思います。
それと色々なトレーニングをする中、こんな事がこんなに簡単に出来てしまう!という事もあります。でもダンスを向上させる為にはダンスの練習でしか上達は出来ません。
Let’s dance ♬